竹の器から学ぶ

山野を散策していたら、まだハ竹の
筍が残っていました。
その筍に蔦を活けたら
空気感が変わりました🌼


嬉しいことに
生徒さんのお一人が
私が生けた⬆️の掛草を見られ
佐川美術館の竹の花器に生けてある
掛花のことを想い出されたそうです。

この美術館は琵琶湖湖畔にあり
平山郁夫
楽吉左衛門などの
名匠の作品が展示されています。

とても素晴らしい美術館です。




滋賀県佐川美術館地下の入り口に
掛けてあった茶花
凛として素敵でした。
楽家当代の作品が並ぶ
佐川美術館の地下にある展示場は
まさに〔禅の世界〕




竹の花器は
今の季節に使う花器ですね。

竹の花器の代表が
竹の一重切りですが
千利休が小田原遠征の際に作ったのが最初です。
     〔園城寺〕
中国から唐銅などの高価な茶道具ばかり使っていた
当時の茶の湯〔バサラの茶〕に
〔侘茶〕という質素を旨とした
禅の教えに則った茶の湯を形成した
村田球光、武野紹鴎、千利休

おもてなしの極意
「道具はあり合わせに心を篤く」と
唄った千利休は
物より心のあり方を
絢爛豪華な世界に走る
当時の茶の湯の世界そして
秀吉に教えたかったのかもしれませんね。



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自然に恵まれた佐賀県有田町の山間にある花伝山房では  《日々の暮らしに彩り》をテーマに 食 器 茶  草花 薬草 日本文化 健康 素敵な暮らし テーブルコーディネートなど,心豊かに暮らす提案をさせていただいております。『小さな幸せさがしの旅』 ご一緒できれば幸いです。

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