除草剤はやめましょう

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環境情報センターからのお知らせです。
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ダイソーのグルホシネート含有除草剤、ネオニコチノイド含有ハエトリは危険!買わないで!
ダイソーでは、グリホサートの販売を中止しましたが、代替にグルホシネート含有除草剤を販売しています。グルホシネートはヒトに強い神経毒性をもつ除草剤で、子どもの脳発達にも悪影響が確認されています。購入しない&使用しないでください。
ネオニコチノイド系ジノテフラン使用のハエトリも、部屋に置くと、ネオニコチノイドが部屋に揮発して、人間が曝露します。特に子どもには有害であることが神戸大の研究で明らかです。ネオニコチノイド含有ハエトリは使わないでください。
グルホシネートはグリホサートより急性毒性が強く、EUでは哺乳類への毒性が強いとして、2012年に農薬登録から末消されました。
グルホシネートはEUでは既に農薬失効しているので、大きな話題になりませんが、急性毒性、神経毒性の強い危険な除草剤です。
帝京大の藤井らの論文(文献:環境科学会誌、1996年、9巻1号、88-90)
では、成獣ラットにグルホシネートを投与(10mg/kg)すると、極めて攻撃的になって噛み合い、実験者が触れられないほど興奮状態になり、時には死亡例も出たと記載されています。母体経由で曝露(5mg/kg)した子ラットでも、攻撃性・興奮性を示し、普段は大人しい子ラットが互いに噛み合ったと報告されています。
また、低用量のグルホシネート(1mg/kg)を母体経由で曝露した子マウスが、自閉症の症状類似の行動異常を起こした論文も出ています。(文献:Front Behav Neurosci. 2014 Nov 20;8:390)
これら以外にも発達神経毒性を示す論文は多数出ています。
グルホシネートは、興奮性神経伝達物質グルタミン酸の類似物質で、そのためヒトや哺乳類に強い興奮作用があるのです。(グルタミン酸は味の素の成分でもあります)
グリホサート、グルホシネートの一日摂取許容量は、それぞれ1mg/kg/日、0.0091mg/kg/日ですから、この値からしてもグルホシネートの毒性が高いことがわかります。グルホシネートの農薬評価書では、ラットの繁殖試験で、生まれた子ラットの腎臓や脳に影響が出たと記載されています。
グルホシネートは中毒例も多く、自殺目的で、死亡例もあります。グルホシネートは危険な除草剤と認識すべきです。

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